複眼経済塾の評判は? 四季報・日経読みの達人になれるカリキュラムが好評?
投資家の愛読書とも言える「会社四季報」。その分析に長けていることで知られた人気スクールこそ、複眼経済塾なのです。
そう聞くと、割と硬派で難解な講義ばかりなのでは?と思われがちですが、実はビギナー層から「わかりやすい」という声が多く聞かれるスクールだったりします。
NISAやiDeCoの登場により、今や投資は当たり前の文化になりつつありますが、未体験の方も少なくありません。
そこで今回は、ゼロから投資を学ぶ場として相応しい一校として、複眼経済塾について詳しく紹介していきます。
成り立ちや講義の内容、料金についてはもちろん、多くの方が気になっているであろう、同校の評価や評判について掘り下げてまとめていきます。
投資について勉強してみたいけど、独学では難しいとお嘆きなら、ぜひご一読下さい。
目次
- 1 複眼経済塾ってどんなスクール?
- ・四季報読みに強くなるスクールって本当?
- ・応用だけじゃない!基礎からじっくり学べるカリキュラム
- 2 複眼経済塾に通うメリットは?
- ・講義内容を讃称する口コミが目立つ
- ・料金面での満足度が高い模様
- 3 複眼経済塾で学べることとは?
- ・四季報・日経新聞の読み方や分析が身に付く
- ・グループワークでナレッジシェアもできる
- ・著名講師陣の投資手法を知ることができる
- 4 まとめ
複眼経済塾ってどんなスクール?
ファンダメンタルズ分析の講義に定評がある複眼経済塾。
中でも、四季報を読み解くスキルが身に付くという点を大きく打ち出しており、そこに興味を覚えた中級者以上の投資家等が入学することで知られています。
では、投資ビギナーが通うには難しいスクールなのでしょうか?
そして、四季報読みに強くなる講義とは、一体どんなものなのでしょうか?
ここでは、複眼経済塾の心臓部である講義スタイルについて調べた結果をまとめてみました。
四季報読みに強くなるスクールって本当?
「会社四季報」とは、企業の特徴や業績、財務内容、株価に動きなどをまとめた季刊雑誌です。
株式に造詣が深い中級者以上のトレーダーにとっては、購入する株式銘柄を選択する際の目安・参考材料として必要不可欠なアイテムとされています。
しかし、ビギナートレーダーや投資経験の無い方からすれば、四季報は非常に難解な本で、書店で手に取ることさえはばかる一冊でしょう。
複眼経済塾では、その四季報の読み方や分析ツールとして活用するための方法を学ぶことができます。
四季報読みの専門講義があるのはもちろん、四季報が発行されたタイミングで掲載企業から気になる銘柄をピックアップしてくれるサービスまで設けているほどです。
その理由は、同校の代表である渡辺氏が四季報を25年間欠かさず読破し、同書を分析ツールとして活用する術を掌握しているからに他なりません。
さらにその経験が高じて「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」という著書まで出版しているというから驚くばかりです。
それほどまでに四季報との関連が強い点を知れば、「四季報読みに強くなるスクール」と言われるのも納得できますよね。
ちなみに、同校の塾生なら「四季報ONLINE」を割引価格で利用できます。複眼経済塾がいかに四季報を重要視しているかがわかりますよね。
応用だけじゃない!基礎からじっくり学べるカリキュラム
四季報読みに強くなると言われたら、ビギナーは門前払いなのかな? と思われるかも知れませんが、さにあらず。
同校では「どのレベルの方でも基本は同じ」という概念のもと、投資にまつわる基礎的な知識やノウハウをしっかりと教えてくれるのだそう。
引用元:複眼経済塾公式サイトより
その証拠に、同校の受講生は学生からプロの金融マンまで実に幅広く、多種多様な方が揃っていることでも知られています。
なので、分析などのテクニカルな手法を学ぶのは敷居が高いからと入学を躊躇しているのは非常に勿体なく、まずは月額料金の安い予科を受講してみるなど、実際に同校で学べることを肌で知ることをおすすめします。
次章では、入塾した方々の口コミをいくつか掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
複眼経済塾に通うメリットは?
四季報を使った分析のみならず、投資を基礎から学べる点はお分かりいただけたと思います。
そこで気になるのが、受講生からの評価・評判でしょう。
とても硬派なホームページのデザインや、テクニカル分析が得意という側面を知ると、何となく堅くて入学しにくい印象を受けると思います。
では、実際のところはどうなのでしょうか?
ここでは、当口コミサイトに寄せられた声やSNS、公式サイトなどから集めた受講生のリアルな評価についてまとめてみました。
講義内容を讃称する口コミが目立つ
難解そうで手を出しにくいなんて声も聞こえてきそうですが、前項で紹介した通り、同校では応用のみならず基礎もじっくり学ぶことができます。
●塾長の四季報解説が参考になる
40代/ 男性/ 投資経験者
アナリストのエミン・ユルマズ氏が塾頭をしていると知ってためしに入会。月謝は10,000円。中にあるコンテンツはがんばればひと月で全部見られそうだが、定期的なレポートとか、渡辺塾長の四季報解説も参考になるので面白いです。ただエミンさんの解説はエミンチャンネルで無料で見られるし、公開講義や各種イベントの参加費が会員でも追加で結構かかるのがやや不満な点。3ヶ月続けましたが継続するかどうか微妙です。
●銘柄分析の指標を持てるようになった
30代/ 女性/ 投資経験者
個別株投資をするにあたって、銘柄分析の指標をもつことができた点でとても満足しています。
ただし、日々の株価やマーケットの流れ等、時事ネタとそれに対して株価がどう動くのか?という考え方を学びたくて申し込んだのですが、その情報はあまりありませんでした。
塾長の渡部氏が毎日発言を何かしらしてくださいますが、それは四季報オンラインにも掲載されている自分のコラムの話や、歴史のはなしなどあまり株には関係ないことも多く、ちょっと残念。割引があれど、最も有益なセミナー(四季報10倍ワークなど)が会員でも1.5万円で有料で安くもないので、それもマイナスポイント。得られた情報には大きな価値があります。
●ワークショップのおかげで、日経新聞や企業分析ができるようになった
30代/ 女性/ 投資初心者
入塾して2年目です。入塾するまで、実は四季報も日経新聞もほとんど読んだ事はありませんでした。投資の基本的な用語も分からないまま、世にある様々な投資セミナーに惑わされながら、最後に複眼経済塾に辿り着きました。最初は少し苦労もしましたが、優しい塾生の皆さんにも助けられ、またワークショップを通じてやり方を少しずつマスターするうちに、何もわからなかった自分にも新聞が読めるようになり、そして企業分析が分かり始めました。そうなると、投資が楽しくなり、それまで日々鬱屈とした気分で投資していたのが嘘のようになりました。投資ってこんなに楽しい。投資ってこんなに勉強になる、とはじめて思えるようになりました。単に儲けるだけでなく、社会の大切な一部として参加している実感が、私を日々後押ししてくれています。この出会いに感謝です。
●勉強熱心な同士が集まるコミュニティが貴重
40代/ 男性/
四季報編集部が唯一公認する四季報の達人渡部清二塾長と、メディアに引っ張りだこのエミン・ユルマズ塾頭に直接教えを乞うことができるのは、複眼経済塾だけです。しかも、非常に勉強熱心でレベルの高い個人投資家が集うコミュニティは大変貴重で、複眼SNSでの意見交換や交流は、極めて稀有なものです。複眼、と銘打っているだけあり、多くの塾生同士がお互いに切磋琢磨し、各々の視点から複眼的に気づきを得る事ができ、座学では絶対に学ぶ事ができない実践的感覚が研ぎ澄まされていきます。私自身、複眼経済塾に参加してから、極めてタフなメンタリティを身につける事ができるようになり、結果もおのずとついてきています。最近は初心者の方も増えていますが、基礎的講座も充実してきていますし、また優しい先輩塾生も多いので、メキメキと芽を出す方が増えている気がします。
40代/ 女性/ 投資経験者
周囲に投資の話ができる友達はいませんでした。ところが、複眼に入塾し、月例会や合宿に参加するにつれて、すぐに友達ができました。同年代の女性塾生と一緒に株主総会に出たり、シンポジウムに行ったり。そして複眼SNSを通じて日々情報交換しながら、投資が自己実現になっている実感があります。投資って本当に楽しい!閉塞感のあった日々が、急に明るくなりました!
料金面での満足度が高い模様
講義の内容はもちろん、さらに気になるのは授業料だと思います。
投資スクールと言えば高額なイメージを持たれている方が多いでしょう。
しかし同校の料金設定は以下の口コミでも書かれているように、他校よりも良心的な模様。
複眼経済塾に入会しました。
月1万円ですがちょうどよい値段設定と思います。
私自身、投資情報の入手には合理的な範囲でお金をかけており、株式ウィークリーや株式新聞、日本証券新聞、マネー誌なども購読しています。
依存するのではなく、良い情報を入手して、それを活用する能力は大事と思います。— みつ@投資公認会計士(株式、不動産投資)群 (@icom_mitu) January 2, 2021
公表されている料金と個々の大まかなコース内容については以下の通りです。
【入塾金】
10,000円(税込)
<本科>
(月額)16,500円(税込)
(年払)162,000円(税込)
<本科プラス>
(月額)27,500円(税込)
(年払)264,000円(税込)
<予科>
4,950円(税込)
以上になっています。
では、個々のコースについて解説していきましょう。
まず<本科>とは最もベーシックなコースであり、在籍者の8割程度がこの本科というコースを受講しているそうです。
初心者からベテラン投資家まで非常に広いレベルを対象としており、その分講義の数も充実しているそうです。投資やお金に関する総合的な学びを得られる点が人気の秘訣だと思われます。
そして<本科プラス>は、その名の通り本科をグレードアップさせたコースになっているそう。本科との違いを挙げると以下の通りです。
●ワークショップが追加料金で受講し放題(本科の場合は追加料金がかかる)
●四季報オンラインプレミアムが使い放題(東洋経済新報社が提供している四季報の過去ナンバーを検索・閲覧できるサービス)
●ゴルフコンペ等のイベントを優先的に申し込むことができる
●年払にすると実質月額が22,000円(税込)に割り引かれる
そしてもう一つ用意してあるのが、お試し的な感覚で受講できる<予科>です。
受講できる講義は初級のみとなっていますが、同校の講義を十分に体験できるので、いきなり本科を選択するよりも、予科から始めるのも手です。
ちなみに、予科から本科・本科プラスへのアップグレードはいつでも申し込むことができます。
予科・予科プラスを年払いにすると、さほど安くないのでは? と思われるかもしれません。
しかし、入塾者への特典が厚く、金額以上にお得感があるあたりは否めません。
とは言え、いきなりそれだけの高額をいきなり投入するのは中々難しいと思います。そこで、まずは予科から入塾してみることをおすすめします。
ちなみに、複眼経済塾はいつでも入塾できる訳ではありません。
募集月は、1月、4月、7月、10月の年4回と決められており、それ以外のタイミングでは入ることができないあたり、覚えておくとよいでしょう。
複眼経済塾で学べることとは?
一見堅そうに見える複眼経済塾の講義スタイルですが、対象キャリアは初心者から熟練者までと非常に広範囲となっています。
では一体、同校で学ぶメリットや実際に学べることとは何なのでしょうか?
ここでは、複眼経済塾で学べることについて掘り下げていきます。
四季報・日経新聞の読み方や分析が身に付く
これまでも再三紹介してきたので、既に言わずもがなだと思いますが、複眼経済塾は「会社四季報の読み方」や日経新聞の分析方法を中心としたファンダメンタルズ分析を得意としており、それらを学ぶ目的で入塾してくる生徒も多くいます。
まず四季報とはどんなものなのか? について解説しましょう。
会社四季報とは、企業の特徴や特色、業績、財務状況、そして株価の動きなど、証券取引所に上場している企業の重要な情報をわかりやすくまとめた一冊。
何に使うのかは言わずもがなでしょう。四季報の情報を元に、買うべき銘柄を探し当てるのみ。
複眼経済塾は、その四季報を読んで買うべき銘柄を探す技術に長けていると言われており、四季報読みに特化した講義まであります。
何より、代表の渡部清二氏は、名著と言われている『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』の著者であり、25年間四季報を欠かさず読み、分析しているという四季報マスター。そのノウハウを余すところなく公開してくれるとあり、ビギナーはもちろん、四季報読みを苦手とする熟練トレーダーまでが入塾し、講義を受けていると言われています。
さらに同校では、四季報のみならず・・・
投資家御用達の日経新聞の読み方まで学ぶことができるのです。
投資ビギナーにはやや読みにくい新聞ですが、こちらもしっかりと読み解くことで武器になるのは言うまでもありません。
そして、この日経新聞を読み解く術は、同校の「日経マジ読みワークショップ」で教授してもらえるのです。
このワークショップでは、渡部氏の著書「日経マジ読み投資術」の内容を実践的に行います。
具体的に学べることは・・・
・日経新聞の基本的な読み方
・基礎的な経済用語
・書かれている内容を理解することで、社会情勢について大凡把握できる
・記事の中から重要な要素を抜き出す『秘伝のコツ』を学べる
やはり気になるのは「秘伝のコツ」でしょう。
日経新聞の中には宝が埋まっていると豪語する同校において、その宝を見つけ出す最強のテクニックこそ、この秘伝のコツであり、受講者全員がこのコツを知るためにワークに参加しているのは言うまでもありません。
グループワークでナレッジシェアもできる
そして、同校におけるもう一つの魅力と言えば「グループワーク」ができる点です。
具体的に言うと「複眼SNS」という独自のSNS機能を利用することで、講師のみならず、塾生同士でコミュニケーションを取ることができ、中には学習を共にする程の関係性を築いている方もいる様です。
また、ワークショップに参加すれば、講師から情報を得られるだけでなく、塾生のナレッジも共有してもらえるので、他者の学び方や投資における手法まで取り入れることができます。
このご時世なので、昨今では直に顔を合わせて会合する機会は減っていると思いますが、SNS等を使って自由にコミュニケーションを取ることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
著名講師陣の投資手法を知ることができる
もはや説明は不要かと思いますが、代表の渡部氏は四季報の達人にして数々の名著を出版している著名人。
直接教えを乞うことができるチャンスはとても貴重だと思います。
さらに、同校の塾頭であるエミン・ユルマズ氏は、国際エコノミストとして数々のメディアに登場する超名人であり有識者で、著書も多数あります。
『エブリシング・バブルの崩壊』エミン・ユルマズ(著)
経済番組のコメンテーターとしてもおなじみなので、ファンも多いかと思います。
そして何より、同校で学ぶ最大のメリットこそ、渡部氏・エミン氏の両名から直接学ぶことができる点に他ならないでしょう。
投資スクールに入学する方の傾向として、投資ビギナーが多いのは言わずもがなですが、複眼経済塾に至っては中級・上級以上の現役投資家が入学するケースも多く、彼らの殆ほとんどは両名の講義を直接拝聴したいからという理由が大きいあたりは想像に難くありません。
まとめ
初級者から上級者まで、幅広い層から支持されている複眼経済塾。
初級者向けの投資スクールとは一線を画す実践的なカリキュラムは、一度拝聴・体験する価値ありだと思います。
しかしながら、同校は無料体験講座を設けていないので、まずは前記した「予科」を申し込み、数ヶ月程度体験してみることをおすすめします。そこで気に入れば、本科・本科プラスへアップグレードし、本格的に学ぶのがよいでしょう。
校名然り、ホームページの雰囲気からも「堅い」「レベルが高そう」と思われがちですが、実は初心者でも問題なく学べる事実についてはこの記事で書いた通りです。
無料体験がなく、ネットでの口コミも少ないので、実際のところはどうなのか?と入学を躊躇している方も多いと思います。
そこでおすすめなのは、渡部氏・エミン氏の著書を読んでみることです。同校を取り仕切る両名の投資に対する考え方や手法を知れば、実際に複眼経済塾でどんなことを学ぶことができるのかがわかると思います。